政治についてもっと話したい!
ますます寒くなりましたね〜。風邪などひいていませんか?
もうすぐスペインへの里帰り、ということで、とにかく落ち着かない毎日です。
さて、子どもと旅行の話もしたいのですが、その前に、先日の総選挙のお話をどうしてもしたいと思いました。
先日の選挙はとても大切な選挙だったと思います。
政権交代後始めての選挙であり、
東日本大震災後始めての選挙、
そして、原発の今後について決める選挙
でもありました。
それが…最低の投票率。しかも、、自民党が圧勝。
TwitterやFacebookなどからは、たくさんの失望の声があがりました。
実質、
政権交代後の民主党政治にはノーであり、
東日本大震災の対応についてもノー、
そして、原発については、イエス!
という結果です。
最初の2つはともかく、最後の一つについては、失望せざるを得ませんでした。
子どもの未来を真剣に考える母として、本当に心から失望しました。
でもです。でも、落ち着いてから考えました。
この選挙に対して、私は何をしたんだろう?
投票には行きました。
政権公約を読んで、どこにしようか真剣に考えました。
Twitterなどでも、選挙に行こうと呼びかけました。
それだけです。
日常的に、政治のお話をしたでしょうか?
ほかの友達や近所の人に呼びかけたりしたでしょうか?
全然していません。
それはなぜなんだろう?
恥ずかしいからです。政治の話なんかして、嫌われたり、ウザイと思われるのが嫌だったから。
日本では、まだまだ政治の話やら原発の話やら日常的にすることが、恥ずかしいという感覚があります。少なくとも私の周りはそうです。(もちろん、中には意識の高い友達やTwitterやFacebookではっきりと自分の意見も言う知り合いもいますが、それは私の日常とは少しはなれば場所でおこっているに過ぎません。)
考えてみると、スペインで大きな政権交代がおこったころ、まだまだ若い世代だったダンナの友人たちは、カフェで普通に政治を議論していました。
不景気で大変な今も、家族で集まると、政治や経済の話になります。
それは、スペインでは普通のことです。だって、とっても自分たちにとって大切なことだから。
日本もそろそろ、そうなってもいい時期じゃないかな、と思います。
利権とか、会社の方針とか、そんなことよりも子どもたちの未来じゃないですか?
だからこそ、ママたちが、政治の話をもっとすればいいんだと思います。
もっともっと、政治について、子どもたちの未来について、勉強したり、議論できる気軽な機会が、カフェなどの気軽な場所でできればいいのに、と思います。
ぜひ、実現していきましょう!
小さなことからはじめましょう。
失望というマイナスな気持ちを、前向きに変えましょう。
- 2012.12.19 Wednesday
- 雑記
- 09:35
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- by kusaka minako
私もスペイン出身の夫がおり、子どももいるのでかなり長くこちらのブログ読ませてもらっています。いつも読むだけですが、色々と共感できること多く更新を楽しみにしています。
私も今回の選挙の結果には本当に失望してしまいました。こんな結果を良しとする日本人全体に失望したというか。。。でも本当、投票に行った以外何もしていない私はそんなことを言える立場ではないですね。
何かしなくては、でも何を?ともんもんとしており思わず書き込まずにはいられませんでした。
ママ達が率先して政治に対して活発に発言していくって素敵なことですよね。
同じく間もなくスペイン帰省します。
素敵なクリスマスになりますように!